インモータルズ -神々の戦い-

カヴィルさん主演作品

最後にご紹介するのは、カヴィルさんが初めて映画主役を飾ることになった作品である『インモータルズ -神々の戦い-』について話をしていきましょう。こちらはギリシャ神話を元にしている内容となっており、日本人にとってもゆかりがありますがこの物語はかなりグロテスクという表現が作中のあちらこちらにちりばめられているので、残酷な表現を苦手としている人にとってはあまり好まれない作風であるかもしれません。実際に見た人の意見をまとめてみると、深いに感じるところが多すぎるということでファンタジーという点はあるかもしれませんが、血を見るのも苦手としている人にとっては少々辛い内容となっているかもしれません。ではそんな作品のあらすじを紹介して行きましょう。

あらすじ

時代は人間の有史以前が舞台となっている、それは人の理から程遠い死という概念から隔離された存在、神々と呼ばれる存在は覇権を争って展開で戦いを繰り広げていた。争いに勝ったもの達は後に自らと紙と少子、戦いに敗れたもの達はタイタンとして、タルタロス山の下に封印されてしまう。この戦争中に測定不能の力を備えているエピロスの弓が地球上でなくなってしまう、これが後に続くことになる戦いのキーパーソンとなるのであった。

時は紀元前1228年、イラクリオンの人間王ハイペリオンは家族を失った恨みを果たすために、たいたんを解き放って神を討伐するために失われたエピロスの弓を見つけようと探していた。弓の所在を把握することのできる存在として、未来を視ることが出来る力を持った巫女のパイドラなら失われた伝説の弓を見つけることが出来ると考えて彼女を捕らえるのであった。

近くの小さな村ではそんなパイペリオン率いる軍勢の攻撃から逃れるために、タルタロス村への避難するための準備が行なわれていた。この村に住んでいたテセウスという青年は相談相手でもある老人から剣のトレーニングを受けて日々鍛錬に勤しんでいた。ところがテセウスは母であるアイトラが強姦されたことで生まれた不遇の子であると謂れのない扱いを受ける形で村人から虐げられており、リサンドラーを含めたアテナイの兵士に残留を言い渡されてしまう。そこで数名の兵士達と口論になるテセウスであったが、そこでアテナイのヘリオスが仲裁に入ったことで事なく終えることは出来たものの、ヘリオスがこのことが原因でリサンドラーから除隊してしまうのだった。その後リサンドラーはハイペリオンの下へ謁見しに行き、入隊の申し入れと村の居場所を教えるのだった。パイペリオンは承諾するが、リサンドラーの行いを信用することが出来ないとして、その報いに彼を男として存在できないように処置を施してしまうのだった。これをきっかけにして村は襲撃を受けることになり、アイトラを含めた村人は全員殺害されてしまい、テセウスはハイペリオンの軍勢に捕らえられてしまうのだった。

このような諸行を見ていたテセウスの良き相談役であった老人はじっとそのむごすぎる残虐な場所をじっと見つめていた。実は老人が神々の長であるゼウスのその人であり、ゼウスの周りには戦いの女神アテナ、荒ぶる海の王者ポセイドン、戦場の軍神アレス、聖なる狩人アポロン、狂暴の鬼ヘラクレス達と密会をしていた。ハイペリオンのしようとしている神への反逆をいち早く察知していたゼウスたちであったが、ハイペリオンがタルタロスに封印したタイタンたちが復活するまでには人間同士の争いとして、傍観していることにしたのだ。というもの、人間をむやみに倒すことは出来ないために、行動を出るには人々の信仰心が必要だったのだ。そのため何が起ころうと勝手に介入することは断じてしないようにと他の神々に警告をするのであった。

その頃テセウスが盗賊のスタブロスと共に捕らえられているときに、近くに共に捕まっていたパイドラはテセウスの未来を視ることになる。それは後にこの国そのものに必要となる啓示であるとして、パイドラは混乱に乗じる形でテセウスたちを逃がすのであった。ハイペリオンは逃げたテセウスには何かあるという直感にしたがって彼の追撃を決意して、追っ手を仕掛けるのであった。船で逃げようとしていたテセウスたちは船を襲うとしたがハイペリオンの軍勢に制圧されそうになってしまうがそこをポセイドンがゼウスとの禁を破ってハイペリオン軍を制圧してしまうのだった。

窮地を脱したテセウスたちであったが、その後パイドラはテセウスに更なる未来を視たことで村に戻って母であるアイトラをきちんと埋葬するようにお告げするのであった。いわれたとおりに母の死体を埋葬するテセウスであったが、そのなかで見つけたのは近くの岩に埋もれていた失われた神器エピロンの弓であった。弓を手にしたテセウスであったが、その後一度は仲間を救うために弓を使用するがその後的からの奇襲を受けてしまったことで、エピロンの弓はハイペリオンの手に渡ってしまうのだった。

テセウスたちの行動に黙って見ることの出来なかったアレスとアテナはテセウスたちを助けてしまうが、このことに怒りを覚えたゼウスがアレスを殺してしまい、今後テセウスたちを助けることが出来ないと告げる。しかしそれでも神を信奉する心を持ち続けるのであれば信仰心を捨てずに祈り続けよとテセウスたちに告げるのであった。

その後ハイペリオンはタルタロスにある破壊不可能な壁を壊してタイタンたちを復活させてしまう。解き放たれたタイタン達は人間達を蹂躙していき、その様子はまさに地獄絵図だった。テセウスはヘレネス軍を率いてタイタンたちを迎え撃ち、さらにテセウスもハイペリオンとの最後の戦いに突入していく。タイタンたちが解き放たれたことでゼウスたちも闘いに参戦していくことになるが、ゼウスとポセイドンを残してあとの神々は数の暴力であるタイタンたちになぎ払われる形でその命を戦場に散らしてしまうのだった。やがてエピロンの弓もゼウスによって破壊され、テセウスもハイペリオンとの激戦の末彼を討ち取るも、致命的な重症を追っていたこともあってそのまま息絶えてしまう。テセウスはそのまま神としての地位を与えられる形でオリンポスへと召される形になる。

数年後、テセウスたちの話は伝説となって、パイドラはテセウスとの間に生まれた子供であるアカマスを授かり、その息子も父と同じくしてあくと戦う定めになるだろうと語る一人の老人と出会う。そしてアカマスは父であるテセウスを含めた神々とタイタンたちとの戦いで埋め尽くされている空を見て、近いうち戦いの未来が再び訪れるであろうと悟るのであった。

キャスト

  • テセウス:ヘンリー・カヴィル
  • ハイペリオン:ミッキー・ローク
  • パイドラ:フリーダ・ピントー
  • スタブロス:スティーヴン・ドーフ
  • ゼウス:ルーク・エヴァンズ
  • 老人:ジョン・ハート:大塚周夫
  • リサンドラー:ジョセフ・モーガン
  • 僧侶:グレッグ・ブリック
  • ダレイオス:アラン・ヴァン・スプラング
  • ヘリオス:ピーター・ステッビングス
  • アレス:ダニエル・シャーマン
  • アテナ:イザベル・ルーカス
  • ポセイドン:ケラン・ラッツ
  • ヘラクレス:スティーヴ・バイヤーズ
  • カッサンドロス:スティーヴン・マクハティ
  • イカロス:ロマーノ・オルザリ
  • アポロン:コーリー・セヴィア
  • ミノタウロス:ロバート・マイエ

賛否両論を呼ぶ作品

ギリシャ神話の、ミノタウロスなどの亜人を討伐するテセウスを題材にしている作品となっているので神話などを好んでいる人からすれば非常に魅力のある作品ではあるものの、作中の残虐なシーンや物語の主軸となるテーマ性が見えないなどの気になる点を考慮しても、見て感銘を受ける作品ではないという厳しい内容となっています。そう感じるのも無理がない、というのが私の意見となっています。戦いのシーンなどは神々の戦いを思わせる表現であるとしたら見ごたえがあるかも知れませんが、それ以外の人間同士が争うシーンに関してはこれでもかという虐殺されていくシーンを見て穏やかな気持ちになれるような人は居ないでしょう。むしろそんなえぐいシーンを見て興奮している人の感性も理解しがたいですが、一般的に誰でも好まれやすい作品かどうかということを考慮したら、この作品は好き嫌いをはっきりと明暗する内容となっているといえるでしょう。

最後に

いかがだったでしょうか、新星スーパーマンという大役を手に入れて、今後の俳優活動も大いに期待できるヘンリー・カヴィルさんの魅力を少しでも理解していただけたのでしたら幸いでございます。ですがやは続編となるスーパーマンシリーズの最新作公開が待ち遠しい限りです。日本を含めた世界規模で愛されているヒーローモノですから、カヴィルさんの活躍とスーパーマンとしての格好いいアクションを是非披露してもらいたいなぁという願いを込めつつ、今回はこれにて筆を下ろさせていただきます。